本日人、昨日人のご来場者がありました

 同じ目的地に行くのに、普通に乗車券を買うよりも安く行けるのであれば、その方法で行ってみたいと思います。ここでは目的地に安くいける方法を紹介したいと思います。なお、ここではJRを中心に考えていきたいと思います。飛行機についてはこちらをご覧下さい。


[どのような方法があるか]

 さて安く行く方法ですが、大きく分けて下記の4つの方法があります。

1.割引切符を利用する

2.乗越精算を利用する

3.分割して切符を買う

4.平行民鉄を利用する

 以下各方法について解説していきます。


[1.割引切符を利用する]

 主な割引切符として(関東地区発売のもの)

青春18きっぷ  平成17年1月7日更新しました

ホリデーパス  平成17年1月7日更新しました

・三連休パス

周遊きっぷ

などがあります。割引切符は安い分制約がありますので、それを理解した上で利用するといいと思います。


[2.乗越精算を利用する]

 JRの乗越精算のルールは以下のとおりです。

A駅→B駅→C駅でA駅→B駅の切符を持ってC駅まで行くとき

A駅→B駅の営業キロが100キロ以内のとき、またはA・B・C駅が同じ大都市近郊区間内にある場合 それ以外
A駅→C駅の運賃とA駅→B駅の運賃の差額を支払います。 B駅→C駅の運賃を支払います。

 このようにA駅→B駅の営業キロが100キロ以下と101キロ以上では乗越精算の方法が違ってきます。この乗越精算を上手に利用すると、普通に乗車券を買うよりも安くなる場合があります。

東京都区内→穂積(営業キロ402.3キロ)
普通に買う 東京都区内→西岐阜までの切符で穂積で乗越精算する
6,620円 6,300円(東京都区内→西岐阜)+140円(西岐阜→穂積)=6,440円

 この現象は、目的地までの運賃計算キロがその運賃の最低キロに近い場合に起きる可能性が高いです。


[3.分割して切符を買う]

 営業キロが100キロ以内のとき、または同じ大都市近郊区間内にある場合は乗越精算は利用できません。乗越精算をすると普通に切符を買ったときと同じになるからです。このような時は、手間ですが1度改札を出てもう一度切符を買えば安くなる場合が出てきます。

東京→横浜(営業キロ28.8キロ)
普通に買う 東京→蒲田までの切符を買い蒲田で改札を出て蒲田→横浜までの切符を買う
450円 210円(東京→蒲田)+210円(蒲田→横浜)=420円

 起きる区間が限られているのが残念ですが、一度計算してみてはいかがでしょうか。


[4.平行民鉄を利用する]

 関東地区や関西地区ではJRに平行して民鉄が走っています。民鉄は時間はJRよりもかかる場合が多いですが、運賃はJRより安い場合が多いです。

新検見川→東京(営業キロ33.2キロ)
JRで行く 西船橋までJRで行き西船橋から営団地下鉄で大手町(JR東京駅に近い)に行く
540円 210円(新検見川→西船橋)+270円(西船橋→大手町)=480円

 時間に余裕がある場合は考慮してもいいと思います。


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